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新たな米国基準「SSAE16」に基づく「Type2報告書」を受領

2012.01.20

ラクラス株式会社(東京都文京区、社長北原佳郎)は、給与計算等のアウトソーシングサービス「ラクラスイオ」について、受託業務の内部統制保証報告に関する新たな世界基準の1つである「Statement on Standards for Attestation Engagements No.16」(以下、SSAE16)に準拠した「Type2報告書」を、独立監査人より受領しました。

ラクラスは本日より、お客様に向けて、同報告書の提出を開始いたします。

SSAE16とは、米国公認会計士協会(AICPA)が定めた、アウトソーシングサービスなどの受託業務を行う会社(以下、受託会社)の内部統制の有効性を評価する保証基準です。Type2報告書とは、対象業務に係る内部統制が統制目的を達成するために適切に設計されており、かつ評価対象期間を通じて有効に運用されているかどうかを、独立監査人が評価した内部統制保証報告書です。

SSAE16は、従来のSAS70に代わって2011年6月より適用された新基準です。Type2報告書を受領するためには、独立監査人による最低6ヶ月間の運用状況の評価が必要であることを考慮すると、ラクラスは、アウトソーシング業界における先駆けとして、同報告書を受領したことになります。

今日、多くの企業は自社の経営資源をコア業務に集中させるため、給与計算等のノンコア業務を受託会社へ委託することで処理しています。さらに上場企業は、J-SOXの要求に従い、財務報告に係るすべての重要な内部統制を評価する責任を負っており、自社内の内部統制を評価するのと同様に、重要な受託会社の内部統制も評価することが義務づけられています。
アウトソーシングサービス「ラクラスイオ」の顧客企業は、ラクラスが提出する内部統制保証報告書を利用することで、受託会社の内部統制を評価する工数を、大幅に削減することができます。またラクラスは、グローバルな保証基準を満たす運用を継続することで、より高いサービスレベルをお客様に提供することができます。

ラクラスは、米国保証業務基準「SSAE16」に準拠した、受託業務の内部統制保証報告書の提供を通じて、アウトソーシングサービスの一層の信頼性向上に努めてまいります。