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2015 NEWS

「マイナンバー管理サービス」の機能を拡張いたします。

2015.02.06

ラクラス株式会社は、昨年12月に発表したマイナンバー管理サービスの機能を拡張します。 従業員だけでなく、報酬や社宅賃料等の支払先のマイナンバーもお預かりします。業務委託先の 給与アウトソーサや社労士事務所も利用できるようになります。 ラクラスは、お客様の社内にマイナンバーを残しません。

2014年12月、ラクラスは企業の人事部を対象として、従業員のマイナンバーの収集−保管−廃棄を一括してお引受けする「マイナンバー管理サービス」の販売を開始しました。当サービスは、クラウドで提供するワークフローを用いて、ラクラスが従業員からマイナンバーを直接収集し、強固な安全管理措置を施した専用サーバに保管するサービスです。本人確認書類もお預かりしますし、これらの廃棄も行います。人事部は、個人番号関係事務を実行するタイミングで、専用サーバからマイナンバーを取り出して利用できます。

新たなシステム投資は一切不要、そしてマイナンバー管理の工数を大幅に削減する当サービスは、既に多くのお引き合いをいただいております。今回の機能拡張は、お引き合いの中で判明した企業のニーズにお応えするものです。

第1の機能拡張は、マイナンバー管理サービスの対象範囲を従業員以外にまで拡大するものです。企業が管理するマイナンバーは、人事部が管理する従業員のものだけではありません。人事部以外の部門でも社宅賃借料や顧問報酬等を支払っており、それらの税務処理のために支払先のマイナンバーを収集し保管する義務を負っています。今回の機能拡張は、人事部以外の部門が管理する従業員以外のマイナンバーも、当マイナンバー管理サービスの対象範囲にするものです。ラクラスは、お客様の社内にマイナンバーを残しません。

第2の機能拡張は、企業の業務委託先である給与アウトソーサや社会保険労務士事務所が、委託元である企業の従業員のマイナンバーを利用できるようにするものです。これらの業務委託先は、源泉徴収票や社会保険手続き書類を作成する際に、従業員のマイナンバーを必要とします。企業は、これらの業務委託先が当サービスを利用するのを認めることにより、安全かつ効率的にマイナンバーの受け渡しができるようになります。

収集、利用、廃棄における記録(ログ)は詳細に取得され報告されます。利用状況の記録は、業務委託先に対する企業の管理監督責任を果たすための基礎資料になります。

マイナンバー管理において見落としがちなポイントは、「行政官庁等に提出する書類に印刷する時点まで、マイナンバーが使われることはない」という事実です。従業員や支払先等から収集したタイミングから、官公庁等に提出する帳票に印刷するタイミングまで、マイナンバーが使われる場面は原則としてないのです。給与計算ソフトのデータ項目の一つにマイナンバーを追加してアクセス権を強化したり、マイナンバー専用のデータベースをアドオンで構築したりして社内の管理工数を増加させたところで、マイナンバーが使われる機会はごく限られているのです。

ラクラスのマイナンバー管理サービスは、お客様の社内にマイナンバーを残しません。多大なシステム投資も不要です。ラクラスが収集し保管しているマイナンバーを、印刷という最終段階で初めて書類に付加することで、企業は安全で効率的なマイナンバー管理を短期間で実現できます。

当サービスは、2015年12月より提供開始します。