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技術解説

Technical Commentary 技術解説

ラクラス株式会社はお客様に、人事インフラという「サービス」をご提供しています。 サービスは、具体的な形を持つ「製品」とは異なる特性をもっています。その一つが、「サービスの品質を事前に確認するのは難しい」という特性です。著名なレストランであっても、その本当の味は、実際に行って食べてみるまでわかりません。

それは企業を対象としたサービスでも同じです。ITを高度に活用したラクラスのサービスは、これまでにない付加価値をお客様に提供するものと、私どもは自負しております。しかしその品質を、事前に他と比較いただくのは容易なことではありません。サービスにおいては、たとえ実現できる品質に差があったとしても、あるいは実現にはいくつもの留保条件がつくとしても、とりあえず「できます」と言い切るのは容易なことですから。
そこで「技術解説」のコラムでは、これまでにない付加価値を、ラクラスがお客様に提供できる背景には、確固たるテクノロジーの裏づけがあることを説明させていただこうと思います。ラクラスが「できます」とお答えするとき、そこには確固とした理由があります。セールストークとしての「できます」とはおおいに異なることを、解説させていただきたく存じます。

バッチ処理による効率化の限界

事務処理の効率化におけるコンピュータ技術の最大の貢献は、「規模の経済」を実現したことにあります。 規模の経済とは、「処理量が増えるほどには、その処理を実行するのに必要な資源が増えない仕組み」を指します。給与計算処理などはその好例です。正しいデータさえ入力すれば、コンピュータは正しい結果を出力してきます。処理量が10倍になったところで、計算に要する時間は倍ほどにしかなりません。 給与計算処理等のように、入力形式を整えた大量のデータを一括して処理する方法のことを、バッチ処理と呼びます。

バッチ処理は規模の経済が有効に機能する分野です。コンピュータの性能が年々向上した結果、いまやバッチ処理にかかる時間はごくわずかになりました。普通の性能のサーバを使ったとしても、1万人分の給与計算処理にかかる時間などほんの数分です。 コンピュータ技術を活用して給与計算のバッチ処理を効率化しようとしたところで、その効果は既に限界に達していると言ってよいでしょう。 ラクラスも、他のアウトソーサやパッケージソフトウェアのベンダーと同じく、バッチ処理の技術を極限まで突き詰めています。しかしそれは特に優位性のあるものではありません。今日、バッチ処理だけで差別化されたサービスを作り上げることはできません。

効率化の鍵はトランザクション処理にある

バッチ処理に代わって事務処理効率化の新たな課題に浮上してきたのがトランザクション処理です。 バッチ処理が大量一括処理を特徴とするのに対して、トランザクション処理は様々な形式をもったデータの一件一件の処理を指します。たとえば、社員から様々な種類の給与変動情報を収集し、バッチ処理できるように入力形式を整える作業は典型的なトランザクション処理です。 トランザクション処理は、多くの場合、人手によって行われています。人手で行う限り、処理量に正比例して必要な資源が増加します。

ここでは規模の経済は働きません。ラクラスの調査によると、日常人事業務に占めるバッチ処理の割合は、どんなに多く見積もっても20%にしかなりません。残る80%は、バッチ処理を開始するのに必要な入力データを整えるトランザクション処理のために費やされています。 こう考えると、「給与計算処理をアウトソーシングしているのに、一向に社内業務が減らない」という不満が出てくる理由がよくわかります。理由はここまでで述べた通りです。

80%以上を占めるトランザクション業務を社内に残したままで、仕事が減るはずがありません。 「トランザクション処理もアウトソーシングしたい」という企業のニーズに応えるために、ラクラスは高性能なWebワークフローをトランザクション処理に活用することで、真のビジネス・プロセス・アウトソーシング (BPO : Business Process Outsourcing) を実現しました。 ラクラスが、トランザクション処理からバッチ処理まで一括して提供できる背景には、お客様ごとにカスタマイズできる柔軟なWebワークフローという技術的な裏づけがあります。

クラウドという提供形式

ラクラスのサービスのもう一つの特徴は、Webワークフローや人事データベースといったソフトウェアを、クラウドとして提供していることです。それは、「ソフトウェアを保有することによる負荷を負いたくない」というお客様のニーズに応えるためです。

自社でソフトウェアを保有し運用するためには、サーバ、ネットワーク機器、OS、ミドルウェア、ウイルス対策ソフト等の情報インフラも併せて保有しなければなりません。毎日の作業として、ウイルスパターンファイルを更新し、データのバックアップを保存し、アクセスログを解析する担当者が必要になります。

担当者はまた、ソフトウェアのバージョンアップを行い、障害が起きれば先頭に立ってこれを修復しなければなりません。 クラウドは、ここで述べたような「保有による負荷」を、お客様に成り代わってすべてラクラスが負担する仕組みです。お客様に準備いただくのは、無料で手に入るブラウザとpdfリーダーだけです。

私たちは、クラウドという考え方が登場するはるか以前(1999年)から、この仕組みの実現に取り組んできました。ラクラスは、人事情報処理分野におけるクラウドの先駆者として、広く認知されています。 ラクラスは、論理的に厳密に仕切られたサーバを複数の企業で利用する提供形態に加えて、物理的にも切り離された専用のサーバを1社(あるいは1つの企業グループ)で専有する提供形態の両方を準備しています。

クラウドとBPOという組み合わせ

クラウドという仕組みは、CRM (Customer Relationship Management) やSFA (Sales Force Automation) といったアプリケーションソフトウェアの分野で一般化してきました。クラウドという単語は、「カスタマイズ可能なソフトウェアの期間貸し」という意味で使われています。 クラウドベンダーが提供するのはソフトウェアです。

クラウドにより、提供形態がパッケージからインターネット経由へ変わり、費用計上の方法が無形固定資産から月額費用になったところで、提供されるのがアプリケーションソフトウェアだけであることに変わりはありません。 しかし、インターネット経由でソフトウェアを入手できるようになることが、お客様の本当の望みなのでしょうか。

ラクラスは、「お客様が欲しいのは、給与計算ソフトではなく、給与計算結果である」と考えています。 ラクラスは、お客様により大きな付加価値を提供するために、クラウドという技術を活用しています。しかしラクラスの基本的な役割は、人事情報管理や給与計算処理といったサービスを、BPOとして一括して請け負うことにあります。 ラクラスが提供するのはソフトウェアではありません。BPOによる一貫したサービスです。

ビジネスルール・マネジメント・システムによる柔軟性の実現

仕事をするときに業務の担当者は、様々な規程やマニュアルに従って、事務処理を進めていきます。たとえば人事部には就業規則や給与規程がありますし、経理部には経理規程や固定資産管理規程などが定められています。歴代の担当者のノウハウを蓄積したノートやメモが、仕事の進め方を伝える上で重要な役割を果たしているケースもあるでしょう。

事務処理を進めるための判断基準や処理の手順のことを、ビジネスルールと呼びます。ビジネスルールは、「もしαならばβとする。さもなければγとする」という形式で定義されます。これをコンピュータ言語で表現すると、「if α then β, else γ」という形になります。つまり、日常業務をコンピュータで処理することは、if then else文を管理することに他なりません。

ビジネスルール・マネジメント・システム(BRMS : Business Rule Management System)は、アプリケーションソフトウェアからビジネスルールを切り離して管理することで、とかく乱雑になりがちなif then else文を、後々のメンテナンスをしやすい形で管理するシステムです。 ビジネスルールは、企業ごとに大きく異なります。お客様に独自なビジネスルールを、柔軟に迅速に実装できるように、ラクラスはWebワークフローにBRMSを組み込みました。 ラクラスがわずか3ヵ月という短期間で導入プロジェクトを完了できるのは、BRMSという技術的な裏づけがあるからです。 BRMSがあるからこそ、後々の変更要求に対する対応も容易なものになります。

BRMSのもう一つの成果

BRMS技術を突き詰めた結果、ラクラスは、「Webワークフローを動かすプログラムを自動的に生成するプログラム」を完成しました。社内では、イベントモデラと呼ばれています。 企業内には様々な帳票が存在します。それらが社内を流通することで、申請・承認・配布・回収といった手続きが進んでいきます。そして、入力→蓄積→出力というデータライフサイクルが動いていきます。

どのような情報が記載され、どのような経路を流通するかは、帳票によって異なります。同じ「家族異動」に関する申請書であったとしても、会社が違えばその内容も承認経路も変わってくるでしょう。 イベントモデラは、会社ごとに異なる帳票のバラエティに、柔軟にそして迅速に対応するために開発されました。

ラクラスのコンサルタントは、帳票の仕様をお客様から聞き取ります。そしてその内容を整理し、イベントモデラの定義表に入力します。イベントモデラは、定義に従って、ビジネスルール、画面制御、データベース制御等のプログラムを自動的に生成します。 コンサルタントは、お客様に様々なアドバイスを行いながら、情報デザインに優れた電子帳票を作りあげます。しかしその内容を実装するために、人力でプログラムを書くことはありません。上流設計を人間が行い、その実装はコンピュータが行っているのです。 ラクラスは、イベントモデラと名づけた技術により、お客様の要求通りの電子帳票を短期間に開発します。イベントモデラを用いることで、後々の変更にも柔軟に対応することができます。

情報デザインの研究成果

世の中には、最初の数ページを読んだだけで放り投げたくなるマニュアルや、どうしても最後まで記入できないわかりにくい帳票があります。 ウェブサイトも同じです。途中の設問で引っかかってしまい、最後まで入力できないウェブサイトに出会ったことはありませんか? 「情報デザイン」とは、わかりやすいユーザインタフェースを作り上げるための、学問分野でありその応用です。 情報デザインの対象となるのは帳票や画面のデザインであり、その目的は「わかりやすさの追求」です。

ラクラスが提供するWebワークフローは、この情報デザインに関する研究成果を十分に生かし、「ストレスを感じることなく、最後まで記入できるユーザインタフェース」として仕上がっています。 ラクラスのWebワークフローを操作するのに、マニュアルやトレーニングは不要です。たとえ初めて使う人であっても、作成途中で悩むことなく、最後まで入力しきることができるよう、特別な工夫が施されています。 特別な工夫とは、入力者の状況に応じて、入力すべき項目だけが自動的に画面表示されるという仕組みにあります。

ここでもBRMSの考え方が生かされていることは、言うまでもありません。 この仕組みはビジネスモデル特許として成立しています(特許第4056253号:事務処理支援システム、サーバ装置、サーバ装置のプログラムが記録された記録媒体)。

様々な入力補助機能

Webワークフローへの入力に際して、社員の方々のストレスを減らす工夫は他にもあります。 例えば、郵便番号を打ち込めば住所が自動的に入力される仕組みです。一覧表から銀行名と支店名を選べば、銀行番号と支店番号は自動的に入力されます。給与支給日当日になって、支店番号が間違っていて組み戻しを行った、といった騒ぎはもう起こりません。

入力必須項目にはNullチェック(空欄かどうかの確認)を設定することができます。入力項目間での様々な論理チェックを設定することも可能です。必須項目が空欄のままだったり、論理的な矛盾が残ったりしている限り、Webワークフローはメッセージを出し再入力を促し続けます。 社員が間違いなく最後まで入力できる仕組みを組み込んであることが、手戻りという非効率の排除に役立ちます。 ラジオボタンやプルダウンといった表示方式の選択、メールによる通知・非通知の設定、データベースからの参照などの機能も、社員の入力を手助けします。

コールセンターというヒューマンインタフェース

情報デザインに優れたWebワークフローを提供している一方で、ラクラスはお客様企業の社員の方々からの問い合わせに直接対応するコールセンターを設置しています。 その理由は、Eコマースサイトが必ずコールセンターを設置しているのと同じです。お客様に満足をお届けするためには、ウェブのインタフェースだけでは不十分です。どれだけシステムを精緻化したところで、人間にしか対応できない事柄は必ず残るからです。 「お客様の最後の拠り所としてのヒューマンインタフェースは不可欠」、とラクラスは考えています。

マルチテナントによるグループ人事情報統合

1つのシステムで複数のビジネスルールを管理する仕組みをマルチテナントと呼びます。 これに対して、これまでのパッケージソフトの多くは、1つのシステムで1つのビジネスルールを管理する、シングルテナントになっています。つまり、1つのシステムで、1つの会社の規程や業務プロセスを管理しようとする仕組みです。

シングルテナントの仕組みでは、規程の異なる複数の子会社を、1つのシステム内で管理することはできません。ビジネスルールが異なるたびに、新たなライセンスを購入し(そしてたぶん新たなハードウェアやOSなども購入して)、新たな導入作業を行わなければなりません。導入作業が成功裏に完了したとしても、それは個別のシステムの集合体です。

すべての子会社のデータを集計してグループの全体像をつかむためには、必ずもう一手間が必要になってきます。 ラクラスが提供するWebワークフロー、人事データベース、そして給与計算システムは、すべてマルチテナントを前提に設計されています。お客様は、規程のまったく異なる企業をM&Aで子会社化したとしても、なんら問題なく、これまでのシステムの中に組み入れることができます。 マルチテナントは、グループ企業全体の人事情報統合に最適な仕組みです。”

アクセス権限の柔軟さ

マルチテナント技術を構成するもう1つの大きな要素が、アクセス権限設定の柔軟さです。1つのシステムを複数の立場の社員が使うわけですから、きめ細かく、そして厳密にアクセス権限を設定できる機能は不可欠です。 ラクラスが提供するWebワークフロー、就業管理、人事データベース、給与計算システムは、いずれもアクセスする社員の役割ごとに、詳細な設定を行うことができます。 たとえば、シェアード・サービス・センターは給与計算を行い、ホールディングカンパニーはグループ全体の情報を参照し、子会社はそれぞれの企業内の情報だけを参照できるといった使い方ができます。 所属や役職は参照できるが人事評価点は参照できない、参照はできるが書き換えはできない、データとして出力できる権限はごく少数の社員に限定する、といった権限設定も自在です。

内部統制管理への貢献

ラクラスが提供するWebワークフロー、人事データベース、給与計算システムには、「どのアクセス権限者が、いつどんな操作を行ったか」というログが詳細に記録されています。 Webワークフローに蓄積された申請や承認の記録は、ラクラスという第三者により管理された「改ざん不可能な記録」であり、内部統制管理上の重要な資料として利用できます。

シンクライアントPCによる情報管理

ラクラスでは、お客様の個人情報はシンクライアントPC (thin client PC) で取り扱われます。 シンクライアントPCには、ハードディスク等の記憶装置がついていません。USBメモリやフロッピーディスクドライブといった外部記憶デバイスを接続することもできません。すべての処理はデータセンターに厳重に格納されたサーバ上で行われます。 ハードディスクが付いてないシンクライアントPCには、一切のデータが残りません。

たとえ盗難されたとしても、それは空の箱に過ぎません。USBメモリやフロッピーディスクも接続できませんから、データを抜き出そうにも、ダウンロード先がありません。 シンクライアントPCは、インターネットにも接続されていません。したがって、どこか社外にデータを転送することはできません。また、いかなるソフトウェアもシンクライアントPCにインストールすることはできません。 故意にせよ過失にせよ、「そもそもデータを抜き出せない仕組み」を作り上げることにより、ラクラスはお客様の個人情報を厳重に管理しています。

セキュリティ基準と第三者機関による脆弱性検査

セキュリティに関する基準を含むラクラスのサービスレベルは、総務省の定める「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定を受け、その内容はインターネット上で開示されています
http://www.fmmc.or.jp/asp-nintei/service_servicesyu.html#c
の中から認定番号0010-0807の「Lacrasio」を選択してください)。

ラクラスはまた、経済産業省が推進するJ-SaaSプロジェクトに参画し、同省が定める「SaaS向けSLAガイドライン」に従ったサービスレベルを実現してきました。 ラクラスは、セキュリティに関する要件が日々刻々と変化していく現状を踏まえ、第三者機関によるシステムの脆弱性検査を定期的に行っています。脆弱性検査は、第三者機関がラクラスのシステムに実際に攻撃を仕掛けることによって行われます。ラクラスは、脆弱性検査の結果をすみやかにシステムに反映することによって、セキュリティのレベルをより高める努力を継続しています。

オブジェクト指向

ラクラスが提供するWebワークフローは、完全なオブジェクト指向 (object oriented) により設計されています。またその開発に当たっては、統一モデリング言語 (Unified Modeling Language) による記述が用いられています。 今日でこそオブジェクト指向は、複雑で大規模なシステム開発には不可欠な手法として利用されています。

しかし私たちが開発を始めた1999年において、「UMLを用いたオブジェクト指向で業務アプリケーションを設計する」という試みは、極めて野心的な挑戦でありました。 しかし、先駆者としての挑戦は幸いにも成功しました。Webワークフローは、お客様からの様々な要求に対して柔軟に対応する一方で、根幹となるアーキテクチャはまったく揺らぐところがありません。開発開始から10年を経て、極めて安定した稼動を続けています。 今日では、XMLによる他システムとの連携の要求も増えてきました。データとメタデータを切り離し、オブジェクト指向で設計されたラクラスのWebワークフローは、XML連携との親和性が高いものに仕上げられています。 あるべき未来を見据えての挑戦は、十分に報いられています。

シングルサインオン

異なるシステムにログインしようとするたびにIDとパスワードの入力を要求されるのは、とても面倒です。しかし現実のオフィスでは、たとえば経費精算とタイムカードと購買システムが、それぞれ別個のIDとパスワードを要求してきます。 1つのシステムにログインしたら、他のシステムへは自動的にログインしてくれる仕組みがあったら便利です。

それがシングルサインオン (SSO : Single Sign-on) と呼ばれる仕組みです。 ラクラスのWebワークフローは、SAML (Security Assertion Markup Language) と呼ばれる標準仕様により、シングルサインオンを既に実現しています。SAMLとは、ユーザ認証に用いる情報を、複数の企業間で安全に交換するために、OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards) と呼ばれる標準化団体が定めた言語仕様です。

他システムとの連携

ラクラスは、他の業務システムとの連携を確保するための様々なインタフェースを備えています。 WebワークフローはXML形式による切り口を備えています。これ以外にも、給与計算結果、各種人事統計、日次の時間外勤務の累積集計、財務会計システムに入力するための労務費仕訳データ、あるいは外資系企業がグローバル人事データベースに入力するための英語表記による人事基礎情報等を、XML形式やCSV形式で出力することができます。 ラクラスはまた、これらのデータをインターネットを経由して安全に受け渡しする仕組みも確立しています。

システムと人材の組み合わせが、差別化されたサービスを生む

ラクラスは先端技術の信奉者でありながら、お客様にとっての最大の付加価値は「人材」によってのみもたらされると信じています。お客様からのお褒めの言葉をいただくとき、その言葉は常に、「質の高いシステム」と「対応する社員の温かさ」の両方に向けられています。これが私たちの最大の誇りです。 これからもラクラスは、情報技術で対応できる範囲を押し広げることで、社員がお客様に向き合う「ゆとり」を生みだし、ベストパートナーと呼んでいただける努力を続けてまいります。