人材戦略”は、企業にとって重要な要素です。企業の人事部門は、人材戦略の実現を通じて経営に貢献することが求められています。
しかしながら人事部門には、こうした戦略に直結しない煩雑な業務が多く存在しています。給与計算や社会保険手続きといった人事労務業務や、これを運用するための情報システムの導入、運用保守などに多くのコストと貴重な人的リソースが割かれています。
こうした人事の課題を解決するためにラクラスは創業されました。
そもそも私が人事業務に初めてかかわりを持ったのは、新卒で入社した会社で営業部から人事部門へ転属となったのがきっかけでした。初めて人事に仕事として触れてみて、「何と重要な役割を担っていることか」と驚きを覚えました。
人事労務業務は製造や販売と異なり、企業の本業ではありません。しかしながら、この屋台骨がしっかりとしていなければ企業活動を継続することさえままならないのです。そうして人事業務に携わるなかで、管理部門としてではなく『事業』としてこの分野に挑戦してみたくなりました。
前職であるソフトバンクグループのシェアードサービスに転じ、「インターネットバブル」や「ブロードバンド化」の流れに触れながら、人事情報システムをSaaSで提供するモデルの開発に従事。加えて業務プロセスをBPOとして提供するラクラスの創業には、企画から携わりました。
創業から現在に至るまで、数百社のお客様と人事業務の『あるべき姿』について意見を交わしてきましたが、私たちが現在『あるべき姿』として掲げる人事情報システムとBPOサービスへの要求は次のとおりです。
これらを掲げている私たちは、人事労務領域における『プロフェッショナルサービスプロバイダ』です。BPOサービスを付随して提供するシステムベンダーではありません。テクノロジーを差別化要素として取り入れているBPOベンダーでもありません。
私たちは、お客様が人事労務業務を運営するにあたり、「本当に必要なもの」を「最も優れたモデル」として、「最高の経済的効果を伴って」提供することを目指しています。
IT技術者、コンサルタント、オペレーション職、営業職など、すべての職種に従事するものが一つとなって最高の人事労務サービスを作り上げる。それが、『プロフェッショナルサービスプロバイダ』であるラクラスの姿です。
ラクラスは、これからも人事部門の真のパートナーとして、サービスの開発と品質向上に継続して努めてまいります。